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アクリルウレタン樹脂塗料・ベースコートシステム型
☆パナロック・パナロックマルス2K☆ |
自動車補修塗装用としての抜群の塗りやすさと塗膜性能! 新車並みの光沢・肉持感の高外観と吹きやすさ・乾燥性などの作業性を高レベルで両立させたアクリルウレタン樹脂塗料です。 ソリッド色用原色パナロックの高外観と作業性は従来通りに、メタリック・パールカラー用のパナロックマルス2Kは新車の塗装方式を応用したベースコートシステムを採用。 ベースコート塗装時のメタルムラ(パールムラ)が出にくく、スプレーのなじみがよく、また、クリヤーコート時の戻りムラも出にくく、塗装肌が作りやすい塗料です。 |
標準塗装仕様 |
硬化剤混入 |
すべてのパナロック原色には専用硬化剤を10:1(重量比)の割合で計量秤などで出来るだけ正確に混入してください。
硬化剤を混合しなかったり、混入量が少ない場合、本来の塗膜性能が得られず、塗膜はがれやひび割れの原因となります。 |
塗料 | 硬化剤 |
10 | 1 |
塗料と硬化剤を混合した時点からウレタン硬化反応が始まりますので気温によって下記時間内で使い切ってください。 |
塗料+硬化剤+シンナーを混合後の可使時間
10℃ | 約8時間以内 |
20℃ | 約5時間以内 |
30℃ | 約3時間以内 |
使用シンナー |
塗装時の季節や気温に応じて専用シンナーを使い分けることによってタレやバサつきを無くし、美しい塗膜外観を得ることができます。 気温や被塗物温度が低い場合はタレやすく乾きにくくなりますのでシンナーは揮発速度の速いシンナーを、 気温や被塗物温度が高い場合はバサつきやすく、スプレーのなじみが悪くなりますのでシンナーは揮発速度の遅いシンナーを・・・・等と 使い分けるのが一般的ですが、全塗装など塗装面積が広い場合はスプレーするパターンのつながり部分等のなじみを良くする為、 部分塗装に比べて揮発の遅いシンナーを使う場合もあります。 |
0〜5℃ | クイックドライシンナー |
0〜20℃ | 冬型シンナー |
15〜35℃ | 標準型シンナー |
25〜40℃ | 夏型シンナー |
35℃以上 | 盛夏型シンナー |
0〜10℃ | 冬型シンナー |
5〜25℃ | 標準型シンナー |
15〜35℃ | 夏型シンナー |
35℃以上 | スーパースローシンナー |
シンナー希釈割合 |
シンナーの割合はソリッド・メタリック・色の濃淡・塗装面積等によって調整します。 メタリックの場合は色が淡くなっていくにしたがってシンナー量を増やしてゆきます。 また、部分補修のタッチアップに比べて、全塗装など塗装面積が広くなるとバサつきやすくなりますので、この場合もシンナー量を増やしたり使用するシンナーを揮発が遅いものを使用する等で調整します。 |
シンナー | 80〜120 |
硬化剤 | 10 |
塗料主剤 | 100 |
シンナー | 70〜80 |
硬化剤 | 10 |
塗料主剤 | 100 |
シンナー | 40〜60 |
硬化剤 | 10 |
塗料主剤 | 100 |
標準塗装工程(メタリック色タッチアップ) |
メタリックカラーのタッチアップなど部分補修塗装 |
工程 | 配合 | ガン距離 | エアー圧(MPa) | 塗装回数 | ポイント |
1.捨て吹き・拾い吹き | (A)メタリックカラー100 硬化剤 10 シンナー 80〜120 | 20〜25 | 0.15〜0.25 (1.5〜2.5kgf/cm2) | 1 | 全体を均一に薄く塗装しながらハジキなどチェックする プラサフ部分がある場合は拾い吹きする |
2.色決め | (A)メタリックカラー100 硬化剤 10 シンナー 80〜120 | 15〜20 | 0.15〜0.25 (1.5〜2.5kgf/cm2) | 2〜3 | 隠ぺいの悪い色は5分ほどシンナーが揮発する時間を取り数回に分けて塗装する |
3.ムラ取り | (A)の塗料100に対してシンナー30〜50 | 20〜25 | 0.2〜0.25 (2.0〜2.5kgf/cm2) | 1〜2 | 吐出量を絞りガンさばきをやや速めにする |
4.ムラおさえクリヤー | (B)各種調合済みクリヤー | 15〜20 | 0.2〜0.25 (2.0〜2.5kgf/cm2) | 1 | メタリックカラーの戻りムラが出ないようクリヤーを薄く均一に塗装する |
5.仕上げクリヤー | (B)各種調合済みクリヤー | 15〜20 | 0.2〜0.25 (2.0〜2.5kgf/cm2) | 2〜3 | 肌を確認しながら数回に分けて塗装する |
6.ボカシ際仕上げ | (B)の各種調合済みクリヤー10に対してブレンダー90 | 15〜20 | 0.2〜0.25 (2.0〜2.5kgf/cm2) | 1〜2 | クリヤーのボカシ際に薄く吹き、ダストをなじませる |
ソリッドカラーのタッチアップなど部分補修塗装 |
工程 | 配合 | ガン距離 | エアー圧(MPa) | 塗装回数 | ポイント |
1.捨て吹き・拾い吹き | (A)ソリッドカラー100 硬化剤 10 シンナー 40〜60 | 15〜20 | 0.15〜0.25 (1.5〜2.5kgf/cm2) | 1 | 全体を均一に薄く塗装しながらハジキなどチェックする プラサフ部分がある場合は拾い吹きする |
2.色決め | (A)ソリッドカラー100 硬化剤 10 シンナー 40〜60 | 15〜20 | 0.15〜0.25 (1.5〜2.5kgf/cm2) | 2〜3 | 隠ぺいの悪い色は5分ほどシンナーが揮発する時間を取り数回に分けて塗装する |
3.仕上げ吹き | (A)の塗料100に対してシンナー10〜20 | 15〜20 | 0.15〜0.25 (1.5〜2.5kgf/cm2) | 1〜2 | 肌を確認しながら数回に分けて塗装する |
4.ボカシ際仕上げ | 工程3.に使用した塗料10に対してブレンダー90 | 15〜20 | 0.15〜0.25 (1.5〜2.5kgf/cm2) | 1〜2 | ボカシ際に薄く吹き、ダストをなじませる |